10月8日、9日に開催された日本薬剤師会学術大会に参加してきました。
今回は第50回の節目の大会で東京開催でした。開会式では、安倍首相本人が来ていて驚きでしたね。
会場は東京国際フォーラムです。広い会場でしたが、参加者もたくさんいました。
私は主に口頭発表やポスター発表を見学しました。
口頭発表では「薬剤服用歴からみる耳鼻科・小児科領域における抗菌薬適正使用の実態調査」が印象に残りました。
内容は耐性菌の発現を抑えるため、抗生剤の適正な使用法についてでした。どんな風邪症状でも抗生剤を飲まないと治らないと思っている患者さん。症状が良くなったら途中で服用を止めてしまう患者さん。
適正な使用法が出来ていない患者さんが多いことはしばしばあります。こういった方々に抗生剤の適正な使用法をしっかり伝えたいと思いました。
ポスター発表では、健康サポート薬局についてのポスターを見学しました。ひがし調剤薬局は健康サポート薬局になって約5ヶ月経ちましたが、他の健康サポート薬局の取り組みで印象に残ったのは、味噌汁の塩分濃度の検査をして、それを元に健康相談をするというものでした。色々な取り組みを知れてすごく刺激になりました。これからも地域に頼られるような薬局・薬剤師を目指し日々精進です。
