ひがし調剤薬局勉強会

こんにちは!薬剤師の佐々木です。

今回の勉強会は、慢性閉塞性肺疾患の治療薬アノーロエリプタです。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といわれています。症状は、歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性のせきやたんが特徴的な症状です。

この症状を改善する薬がアノーロエリプタです。1日1回の吸入で長時間にわたり気管支を拡張させる働きがあります。使い方も容易で、カバーを開きカチッと音がすれば薬が充てんされる仕組みになっています。そのまま吸入してカバーを閉めれば終了です。

吸入器もどんどん進化して簡単に吸入できるような形に工夫されていますね。