薬剤師勉強会
こんにちは、薬剤師の高屋と申します。今回は、10月21日(火)に行われたオーソラズドジェネリックの勉強会について報告します!
まず、始めに皆さんにジェネリックについて説明します。
例えば、高脂質血症薬の「メバロチン」(先発品)の有効成分の特許が切れると、他社もその有効成分(主成分)を使って薬を製造することができます。研究費などがかかっていない分、他社は安く薬を製造することができ、患者さんが他社のものを選択すれば、お会計が安くなります。
ジェネリックは、以上のように他社が製造したものを言います。ただ、薬は有効成分のみで作られているわけではなく、薬を固めるための添加物なども含まれています。ジェネリックは基本的に有効成分だけが同じで添加物や製造方法は先発品とは異なります。つまり、先発品とジェネリックは全く同じではないということです。
次に、オーソライズドジェネリックの説明をします。オーソライズドジェネリックは、先発品と同じ有効成分、添加物、製造法で製造されたジェネリックです。ジェネリックの会社と先発品の会社の提携を結ぶためにこのようなことができます。ただし、錠剤の刻印や形、シートのデザインは異なります。
以上、オーソライズドジェネリックの説明でした。