こんにちは薬剤師の宮です。
今月の勉強会は本態性血小板血症治療薬の「アグリリンカプセル」でした。
本態性血小板血症とは必要以上に血小板を作り出してしまう病気です。
血小板の増加により脳卒中や心筋梗塞などの血栓性の症状、消化管出血、血尿などの出血性の症状を引き起こすことがあります。
増えすぎた血小板を減らしてくれるのが、このアグリリンになります。
2014年の発売以降既存の治療薬で効果不十分だった患者さんに多く使われているようです。
用量調節も難しいようなので、用量が何度も変わって不安な患者さんには勉強会で得た知識を生かし安心して飲んでもらえるように服薬指導していきたいですね。