薬剤師勉強会

「血糖自己測定器「ニプロTRUEpico®(ニプロトゥルーピコ®)」について

こんにちは、薬剤師の高屋と申します。今回は、先日(9/16)行われた血糖自己測定器「ニプロTRUEpico®(ニプロトゥルーピコ®)」の勉強会について報告します!

2014年4月から、臨床検査技師法の一部が改正され、薬局などで血液検査が可能になりました。これは、例えば薬局が「検体測定室」という設備・運営上の許可を得て、検査を受ける人が自分で採血するなどの一定の条件を満たせば薬局店頭でも「血糖値」や「HbA1c」「中性脂肪」「肝機能」など8項目の血液検査を行えるということになります。(現在、「検体測定室」の許可を得ている薬局はごく一部です)ただし、一定の条件の一つに、測定する薬剤師は、検査結果と測定項目の基準値は伝えてもいいが、それに基づく「診断」や健康上のアドバイスは行えないというのがあります。あくまで測定するだけで、もし、結果に対して質問があれば医療機関を受診して医師に相談するか、健診を受けていただくということになります。

薬局の血液検査は、生活習慣病の早期発見はもちろん、健康への意識を高めることにもつながるのではないかと期待されています。興味がある方はかかりつけの薬局やドラッグストアで一度相談してみてはいかかでしょうか。

※当薬局では「検体測定室」設置について現在検討中です。